INFPと就活

さて、はじめての記事を書き終えた勢いでそのまま2記事目に突入しております。

 

プロフにもあるように(まだ書いてないけど。後で書く。)、私は今、日本で俗にいう「就活生」のジョブをこなしております。

INFPとして、就活をある程度こなしてみて、思ったことは・・・

 

就活、まじムジィ〜〜〜〜〜〜〜〜(「非常に難しい」の意)

 

なんかもう、INFPの就活の難しさって、他の性格タイプの人たちと次元が違う気がするんですよね。

それもそのはずで、INFPと検索すると、


infp 就職できない
infp-t クズ
infp 仕事できない
infp 死ぬしかない
infp 仕事したくない
infp 不思議ちゃん
INFP 適職
infp-a / infp-t 違い就活向いてない

 

こんな検索結果ばっかりなんですね。

社会不適合者って書いてあるようにしか見えないです。

 

で、INFPに向いている職種一覧がこちら。(こちらの記事より抜粋

【何が向いてる?】INFP型の適職/仕事一覧 | 長所/短所,向いていない仕事も | 就活の教科書 | 新卒大学生向け就職活動サイト

適職①:Webライター/コピーライター
適職②:グラフィックデザイナー/イラストレータ
適職③:Webデザイナー
適職④:フォトグラファー
適職⑤:心理カウンセラー
適職⑥:理学療法士
適職⑦:教師
適職⑧:翻訳者
その他の適職

 

・・・○すぞ〜〜〜〜!!!笑笑

心の中のススルが出てきてしまいました。

なんじゃこりゃ?どれもこれも、一般的に「就活」というイメージからは程遠い職業ばかりです。

これ、就活するなっていわれてるに等しいですよね笑笑

 

じゃあ向いてない仕事は何かって言うと・・・・(同上より抜粋)

仕事①:営業職
仕事②:警察官
仕事③:税理士

 

営業職ゥ〜〜〜〜〜。

文系就活のど定番中のど定番、花形とも言っていい営業職(というかたいていの文系大卒は総合職で採用された場合、ソルジャーとして営業をやらされる。)が向いてないです。

どうやら文系のINFPには生きる場所はないみたいです。

終わり!閉廷!

 

・・・

ほんときついですね。どうしようもないような気がしてきます。

 

実際、就活してて思うのは、INFPタイプって、ほんとに就活に向いてないと思うんですよ。

 

なぜって、 INFPの性格を構成する要素って、

・内的的

・直感っぽい

・論理よりも倫理や道理(自分の感情が納得できるか)を重んじる

・計画通りに実行するのが得意ではない。

・自己主張よりも慎重にいきたい

こんな感じなんです。

 

これって就活にむいてないんですよ。なぜなら就活の場では

・外交的で

・現実を見て

・論理立てて物事を説明できて

・計画的に実行できる

・自己主張できる

そんな人が求められるからなんですね。

 

うん、そんな完璧超人いるかい!!

って思ったそこのあなた。

いるんです。この世には、それをなんの苦労も厭わず実行できる人が。

そうして生きることがその人にとっては自然体なんです。

 

はぁ。

ほんとこの世は不平等ですよね。

 

でもどうしようもない。

そうです。いきてくしかないんです。

 

INFPではない、外交的な人々、多数派のために設計されたこの理不尽な世界で。

 

話が逸れてしまいましたね、

 

実際のところ、就活ってきついんです。

僕もきついと感じています。

どういうところがきついって、

 

まず、文章を書くのが難しいんです。就活向けの文章?っていうのかな。

 

就活で書く文章といえば、その代表格はエントリーシートです。

 

エントリーシートって、文字数制限があるんですよね。

この文字数制限が辛い。

上限いっぱいまでかけないんです。

まず、何を書いたらいいのかわからない。

 

INFPは、興味が湧かないことはなかなかできない傾向があります。

働かないといけないとは思っていても、就活をして、正社員として働くことにさほど興味が湧かないんですね。

 

興味があることにしか脳のリソースを割けないので、全くもって情熱が沸いてこない。

 

結果、先延ばしにしてしまったり。提出期限が来てしまったり。

内定をもらいたいという意思はあっても、その会社の事業やら、働くことに関心がないんですね。

なんだろなぁ〜。働きたくねぇなぁ。そんなことを考えていると、俺ってそもそもなんで働かなきゃいけねえんだっけ。なんて思ってたりします。(自分の場合は、「そもそも働くことに自分のアイデンティティを見出すのって無理じゃね?ほどほどに働いて、休みの日はソロキャンでもしたいな〜。働くこと意外に生きがいを見出しテェわ〜」なんて思います。でも企業はそんなやつ求めてません。企業が求めているのは、働くことが好きで、意欲があって、雇うとお金を稼いでくれる人なんですね。)

INFPの関心は、自分の生きる意味を探究することなどにあります。なので、「働く」という行為にそれを見出すことが難しいんだと思います。

こういうことを書くと、「みんな辛い思いをしているんだ!それでもがんばっているんだ」とかなんとか言ってくるやつがいるかもしれません。そんなやつに一言。

 

うるせえ!黙っとれ!

 

INFPの辛さはINFPにしかわかりません。

なんというか、他の人が当たり前にしていること、あるいはちょっと頑張ればできることに、全く意味を見出せないので、本当に無理無理のむりなんですよね。

INFP以外の人に対して、INFPが感じていることを例えるならば、「おい!大学を出たらプロのボクサーになれ!理由?んなもんは自分で見つけ出せ!プロのボクサーになるのが普通だからだ。さ〜て!プロボクシング講習開始!」

って言われて、周りの人もなんやかんやプロボクサーになるために練習を始めていて、プロのボクシング団体からお声がかかってる人が偉いみたいな風潮があるようなものです(相変わらず例えがわかりづらい。)

 

なんというか、自分の意義を感じないこと、やろうともしていないことを、いきなり、やった方がいいなんて言われて、周りのみんなも、なんだかんだと始めてしまうと言う感じです。

「え?なんでボクサーにならなきゃいけないの?え?なんで?意味ある?めんどくない?え?納得できないんだけど・・・」

みたいな。ちょっと違う気もするけどまあいいです。

とにかく、INFPは(仮に理屈で理解できたとしても、)心で納得できないことには力を発揮できないタイプなんです。

 

もう一つは、エントリーシートに求められる文章の形式(?)が合わないことですね。

INFPは、こうしてつらつらと文章を書き連ねることは得意だと思うんです。でも、就活では、簡潔に、相手に理解できる文章を書くことが求められます。

 

つらつら書いたら文字数オーバーになるし、簡潔に説明しようとすると簡潔にできない。

 

友達に添削してもらったりしているんですが、どこまで頑張っても、「抽象的でわかりづらい」「もっと具体例も交えて」とか言われてしまって、なかなか簡潔にかけないんです。

 

むずかしいですね。

 

そんなこんなで色々考えた結果、自分なりに考えた解決策をこれから実行したいと思う解決策があります。

それが

 

「ぼくの考えた最強の就活マニュアル」をつくること

 

です。

 

どゆこと?って思いましたかね。

これ、要するに、自分で自分のための就活のマニュアルを作るってことです。

 

どんなふうに作るかはなんでもいいと思います。

紙のノートに書くでも(できればルーズリーフがいいと思う)、ワードで書いても。

 

 

「巷にあるマニュアルを使えばいいじゃん?なんで自分で作るの?」って思う方もいるかもしれません。なんでかっていうと、

INFPは

 

自分の価値観に干渉されたくない

 

と思う生き物だからなんです。

 

つまり、他者からのアドバイスをなかなか素直に受け入れにくい。

世間的に正しいことを言っていると頭では分かってはいても、なかなか心がついてこないんです。

シチュエーションはなんでもいいです。例えば、友達から就活についてアドバイスをい受けている時。リクナビマイナビの主催する就活指導講座?のようなもので講師の方からアドバイスを受けた時、Twitterでプロ就活生?のような人の就活術ツイートを見た時。

そんなとき、彼らの言葉を見たり聞いたりしている間は、意外と納得するかも知れない。「ふむふむ、なるほど!それでは自分もやってみよう」なんて心が動くかも知れない。(「そんなこと言われたってどうせ無理だよ」と即座に思う、自分の心に正直なINFPもいるかもしれないけれど。)

 

でも、家に帰って一息つくと、元の自分に戻っているんです。

就活講座で聞いたことなんてつゆ忘れて、「晩ご飯何作ろっかな〜」なんて考えちゃったりします。「いっけね!就活講座のアドバイスは確か〇〇と△△を意識することで〜〜〜」なんて思い出せたらいい方。晩ご飯食べた後くらいにはもうすっかり忘れてます。

 

なんにせよ、なかなか他者のアドバイスを自分のものにするのが苦手な生き物なんです。

 

そこで、思ったのは、

 

だったら自分で自分にアドバイスしてやりゃいいんじゃねぇ?

 

他者からのアドバイスを受け入れるのが難しいのなら、自分で自分にアドバイスしてやればいいじゃん。ということです。

単純なことですし、おそらくINFPが日常的に頭の中で反省会を繰り広げたりなんかしてやっていることです。

ただ、自分の考えたマニュアルという方法がINFPが日常的に行う脳内反省会と違うのは、これ、一応、外に出して、表現しているということなんです。

問題点や、求められていること、すべきことを書き留めて、紙やデータで残してあげる。

自分の外部に、自分の思考を出してあげている。

INFPの思考って移り変わりやすいんです。

別のことを考えていたりする。

 

一度考えて納得したことは、もう外に出したりしないで、スーッとなくなってしまうんです。

なんでしょう、錠剤がとけていくイメージ?(例えが下手ですね。)

 

これの何が不利かって、同じ過ちを繰り返してしまいがちなことなんですよね。

あえて厳しい言葉を使いましたけど、これ、僕は体験したからそう思ってます。

 

INFPが、考え方や生き方を変わるには、基本的に、それはそれは強い心への衝撃(例えば、自分の行動がきっかけで他者を傷つけたことによる強烈な後悔)なんです。

 

でも、それって現実的じゃないですよね?

ちょっと考えを変えようとしたりするのに毎回心にとてつもない大きなストレスを与えていたら、普通に耐えきれなくなって心が壊れちゃいます。

 

だからこそ、自分の中で考えたことを、外に出してあげる必要があると思うんです。

そうして出したものを繰り返し見返してあげることで、自分の価値観が徐々に変わっていく。他人の言葉ではなく、自分の書いている文章なので、スッと入ってきやすいです。確かにあのときこう思ってたな。こうすればいいって自分は思ってたな。今の自分はどうだろう。そうして見返していくうちに、だんだんと過去の自分が即興的に考えていたことが、今の自分の価値観として染み込んでいきます。

それでいい方向に向かっていけば、最強です。

 

INFPの心って、取り替え可能なマシーンではないんです。

大きな力を与えると崩れてしまう。でも固くて、変わにくい。中身を目で見ることは難しい。

そうですね、なんと言うか、例えるなら、金属の箱みたいな感じ?

上からもの(アドバイス)を乗せたり、液体(他人の価値観)をかけたりしても、箱自体は何も変わっていない。

(例えはなんでもいいです。僕は例えが下手なので。自分ではうまいと思っているがどうやら他人には伝わっていないらしいことが多い)

だから、徐々に徐々に、なんだろう。少しずつ、少しずつ、人を増やして、重たい大きな蓋を開けてあげる感じで、変えていってあげる必要があると思います。

 

INFPって、自分にとって意義があると思ったことしか基本的にできません。

僕だって、長い時間をかけて5000文字も書いてしまっている(ES5通はかけますね。)。

でも、いいじゃないですか。

意味があると思うことには、誰にも言われなくても、力を発揮できるってことです。

意味を感じなくても、自分のペースでやりながら、ことあるごとに自分と向き合って、それで感じたこととかを書き残して、クタクタになりながらなんとか生き延びた後で見返して、ああ、自分とたくさん向き合ったな。あの時から少しは成長できたかな。ってそう思えたらいいじゃないですか。

「他人とも少しは向き合えるようになれたな。」「相変わらずだけど、あの頃より前向きに慣れたな」「同じ失敗を繰り返しにくくなった気がする」なんて思えちゃったら大手柄ですよ。

 

まぁとにかく、「ぼくだけの最強のマニュアル」を作りながら、地道に就活がんばっていきたいと思います。もう3月なんだけどね。結構やべーよね。笑笑

笑ってる場合じゃねえよばか泣泣

 

もし完成したら、公開してみようかな〜なんて思います。

完成してなくても、どこかで小出しにしていこうかな〜なんて。

 

どうせ誰も読まない日記みたいなもんなので、惜しみなく出してしまいます。

 

内省的に自分の頭の中で考えて、自分で感覚的に納得できる答えがでればそれでいいんですね。外に出して言語化することをなかなかしていない。

人と関わるのはしんどい。

 

そんな自分だからこそ、こうしてブログを書くことで、思考と言語化を同時にやっちゃおうかななんて。一石二鳥う。

 

なんかこうして文章書いてたら前向きに慣れた気がする。

誰も見てくれなくても、誰も評価してくれなくても、結果が残るのは気持ちいいです。

頑張ろ。

 

※文中で「INFPは〜です」と主語デカめで書いてますが、全てのINFPがこれに当てはまるわけではありません。性格診断はあくまでも自分の性格を知るための手段です。